コクワガタのギネスを本気で狙う!

クワガタ研究所

みなさんこんにちは!MUSHIKUNです!

クワガタ研究所ではこれが初投稿になります!クワガタ研究所についてはフロントページで紹介してあるのでぜひ読んでみてください!記念すべき初投稿はコクワガタについてです!

コクワの愛称でお馴染みのコクワガタはどこにでもいるような普通種ですが意外にも多くのファンがいます。子供に人気のノコギリクワガタに対し、コクワガタは大人に人気がある印象がありますね。その理由は、シンプルなかっこよさ、子供の頃から慣れ親しんできた愛着など、さまざまだと思います。そんな中でも私が一番にあげる理由は「大型個体の異常なかっこよさと迫力」です!50㎜オーバーは体格さえよければオオクワガタを思わせる貫禄があります!今回はそんなコクワガタについての飼育記録です。

それでは本題に入っていきましょう!タイトルの通り現在コクワガタのギネスを目指しています!現在累代はWF1、F2を得るため産卵セットを組んでいました。産卵セットを組んで3ヶ月以上経ったのでもう割り出しをしても良い時期です。なんならちょっと遅いかも汗。ということで今回は産卵セットの割り出しを行なっていきます!

割り出しの前に種親の紹介をしておきます。今回の種親は静岡県産のWF1個体でオス41.9㎜、メス30.8㎜です。ギネスを目指すには少し小さいサイズかもしれないですね。

ちなみにWF1の種親であるWD個体は自己採集個体で静岡市の標高約1200m付近で採集しました。ヒメオオ調査のはずでしたが、こんな標高の高いところにコクワガタがいてびっくりですね〜。しかもオス45ミリとそこそこ大きく、なんと言ってもその体格がとても良かったです。思わずキープしてしまいました笑

この体格の良さで50ミリupであれば相当迫力があると思いブリードすることに決めました!なんならギネスを目指そうとなりこのタイトルになったのです笑

 

前置きが長くなりましたが、割り出しの方をしていきたいと思います!産卵セットは至ってシンプルでダイソーの飼育ケースに朽木マット、産卵木をぶち込んで終わりです。もちろん加水はしています笑 昆虫ゼリーは市販のホームセンターで売っているフルーツ味のものとDOSさんの高タンパクゼリーを与えました。

材産みのはずなのにケースの底から幼虫が見えています。幼虫も成長していて材も細めのものなので、キャパオーバーで出てきてしまったのだと思われる。

オープン!

 

産卵木の樹皮の下に隠れていました。オスメスともにまだまだ元気です♪

産卵痕がたくさん!期待大です!

産卵僕を割っていくと、でできました!きれいな幼虫です!材から取り出したばかりの幼虫は腹がオレンジ色できれいですよね♪

しかし、1本目の材からは一頭しか出てきませんでした泣 少ない!

気を取り直して2本目です!すると早速出てきました!

結構大きく成長して2齢ももう半ばといったところでしょうか。

しかし、2本目の材にも幼虫は1頭のみ・・・
まいりましたねー。まさかこんな少ないとは、割り出しが遅かったため共食いしてしまったのかな。色々考えてしまいます泣 ケースの底から見えていた幼虫を掘り出すことにしました。

すると

見えてた幼虫と別の幼虫がマットの中から出てきました!それから…

マットからまた一匹!底から見えていた幼虫と合わせて3頭の幼虫がマットから出てきました!

合計5頭の幼虫が出てきました!ちょっとホッとしましたね。でもそれにしても少ない、20頭ぐらいはとれるつもりでいたのに、、。実はWDの産卵セットを組んだ時もたった4頭しか幼虫が取れなかったんです。遺伝的なものなのか?理由は分かりません。

今回、幼虫飼育に使うマットは月夜のきのこ園さんの「きのこマット」です。このマットは私が今まで使ったマットの中で一番良い結果が出ています。ヒラタ、離島ノコギリ、ミヤマで主に使っています。もちろんコクワにも笑 ミヤマなど種類によっては発酵が進んだ「完熟マット」とブレンドして使用しています。

投入完了!いやぁ成長が楽しみです!おそらく来年の夏頃には羽化するでしょう!温度が高いと早期羽化してしまい来年の春ごろ早いと年内に羽化してしまいます。どんなに栄養価がある餌を与えても大きくならないので、大型を狙うなら温度管理は必須です。ワインセラー設定温度20℃〜22℃で管理します!

今回はこの辺りにしておきましょう!また途中経過を報告します!

それでは✋

 

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