みなさんこんにちは!MUSHI-KUNです^^
今回はアテモヤの越冬後の様子を見ていきます!本当はもっと早く投稿する予定でしたが、気づいたらこんな時期に😅
私は現在神奈川県の内陸部でアテモヤの屋外越冬を試みています。露地栽培を成功させるのが目標ですが、アテモヤは耐寒温度が0℃〜−3℃ほどと言われており、どちらにしても丸裸での越冬は厳しいと思われるため冬の防寒対策は必要になってきます。
今年の冬は簡易トンネルハウスで越冬を試みることにしました!
暑さ0.05㎜ポリフィルムに不織布1枚のの上に寒冷紗を1枚張り、計3枚重ねで防寒をしました。ここまで厳重にした理由は「放射冷却対策」です。透明なポリフィルムやビニール1枚では昼間はハウス内の気温は一気に上がりますが、ここまで小さいハウスだと夜は放射冷却で外気温とあまり変わりません。
曇り日は晴れた日の朝に比べて気温が下がりません。それは地球の熱が雲によって宇宙に出ることができなくなるからです。寒冷紗や不織布はその雲の役目をしてくれるので、ハウス内から熱が逃げにくくなります。そのため霜除けにもなります。
2024年1月16日の様子
トンネルハウス内の様子です。写真中央付近の黄緑色の葉をしているのがアテモヤです。アボカド、カニステル、グアバはあまり寒害を受けていないのに対し、アテモヤはだいぶ葉が傷んでいます。外気温0℃以下の日が続き、-2℃以下の日もありましたが、とりあえずは耐えてくれているようです。
4月14日の様子
1本は完全に枯れてしまいました。根まで枯れているのでもう復活はできないと思われます。木がまだ小さかったので幹も細く寒さに耐えられなかったのだと思います。
もう1本は寒さで葉が全て落ちていまいこちらも厳しいと思って諦めかけていましたが、なんと新芽が出ていました!これは嬉しい!枯れた方に比べ幹が太かったため何とか寒さに耐えられたのでしょう。
4月20日
順調に伸びています!
5月10日の様子
しっかり葉が出てきました!これは完全に越冬成功と言っても良いでしょう!
7月22日の様子
6月ごろからグングン成長し葉も大きくなりアテモヤらしさを取り戻してきました!幹がまた太くなれば耐寒性も多少上がり、越冬もしやすくなるでしょう。今年の冬は暖冬であったため、温度計で−3℃を下回る日はありませんでしたが、来年はどうなるかわかりません。この時期に少しでも大きく育って欲しいです。
まとめ
ということで今回はアテモヤの越冬とその後の生長を見ていきました!結果としては外気温が−2℃を下回っても(−2.3℃)、ポリフィルムや寒冷紗などでしっかりと防寒対策をすれば、無加温でもなんとか越冬できることがわかりました。ただ2本あったうち、1本は完全に枯れてしまいました。理由としては枯れた方の木は越冬が成功した木に比べ幹が細く、耐寒性がまだついてなかったのだと思われます。幼木であっても幹がある程度太くなればもう少し耐寒性がつくかもしれません!残りの木はあと一本ですが今後の生長に期待です^^
それでは✋
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