簡易温室を作ってアテモヤやスターフルーツの越冬準備!関東で熱帯果樹栽培!

家庭菜園研究所

みなさんこんにちは!MUSHI-KUNです^^

今回は我が家の熱帯果樹たちの越冬について紹介したいと思います!

我が家ではアテモヤ、カニステル、グアバ、スターフルーツなど様々な熱帯果樹を神奈川県の内陸部で、冬でも無加温で栽培しています。無加温栽培で実を収穫するまでが現在の目標で一昨年ぐらいから挑戦しています。2023年暮れから2024年の2月ごろにかけての冬季の越冬は多くが成功することができました!この調子で今年の冬も乗り越えていきたいです!

 

実生3年目のアテモヤ

 

実生3年目のカニステル

2024年12月11日 簡易温室を作る!

昨年は市販の規格のトンネルハウスを組み立て越冬に臨みました。今年は苗たちがまた大きく生長したのでトンネルハウスでは高さが足りなくなったのです。そのため今年はイボ竹支柱を使って完全に自作で簡易温室を組み立てることにしました。

被覆にはポリフィルム、不織布、寒冷紗を使用。熱帯果樹の一番の敵は「放射冷却」です。放射冷却はよく晴れた日に地球上の熱が宇宙に放出されてしまうという現象で、太陽による熱の供給がない夜から朝方をピークに冷え込みが強くなります。しかしこの放射冷却は屋根を作ることである程度防ぐことができます!

不織布や寒冷紗などで屋根を作ることにより、地表から放出された熱が屋根に吸収され(堰き止められるイメージ)、吸収された熱は地表側にも放出されるのです。またハウス自体をポリやビニールで覆っておけば風の影響を受けず熱は逃げにくくなります。

被覆はパッカーや洗濯バサミで止めました。

超簡易温室の完成!

温室内の様子。カニステルやグアバは防寒せずとも越冬することがわかったので、別の場所で防寒なしで育てていますが、思わぬ寒波が来たとき全滅しないよう一応温室にも。アテモヤやスターフルーツは防寒なしでは厳しそうなのでこれらの越冬がメインになります。それより寒さに弱いパパイヤもありますが実験として2本ほど幼苗が入っています。

アテモヤとカニステルは高さギリギリです。来冬どうするか。

この温室の温度は温室外に比べ、朝方の気温が一番低くなる時間帯で2℃ほど高いことがわかりました。耐寒性が−3℃や−2℃といった世界の植物たちにとって2℃高いことはとても大きいことです。去年当地では温度計で年最低−2.3℃が計測されました。これなら外気温が−4℃ぐらいまで下がっても大丈夫という計算にはなりますね🥶

 

今期も無事に越冬して欲しいです!また経過は報告したいと思います!

それでは✋

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